院長:野村 泰輔
プロフィール
経歴
昭和34年: 宮城県出身
昭和50年: 仙台市立上杉山中学校卒業
昭和53年: 宮城県仙台第一高等学校卒業
昭和61年: 愛媛大学医学部卒業
昭和61年: 第80回医師国家試験合格
昭和61年: 東北大学心療内科入局
平成7年: 東北大学心療内科助手・医学博士授与
平成8年: Royal London Hospital GI Science Research Unit 留学(英国)
主に消化管運動の臨床研究を行う
平成10年: 帰国、東北大学心療内科助手
平成11年: 東北大学心療内科医局長・講師・副科長
平成15年: のむら内科・心療内科クリニック開院
取得資格
認定医: 日本内科学会・日本心身医学会(評議員)・日本消化器病学会
日本医師会: 産業医
その他:日本温泉気候物理学会温泉療法医、東北大学心療内科臨床教授
専門・得意分野
心身医学(特に消化器心身症:過敏性腸症候群)・ストレス関連疾患
生活習慣病一般(高血圧・糖尿病・高脂血症)・過敏性腸症候群・機能性ディスぺプシア
パニック障害・自律神経失調症・摂食障害・心理面接
患者様へのメッセージ
医療の現場においては、如何に健康寿命を延ばしていくかという目的のため、様々な健康情報があふれています。
週刊誌では、薬の服用に対する、誤解を招くような記事(飲んではいけない薬)に患者さんが振り回されたり、医療費の増加につながる超高額な薬剤(抗ガン剤・抗ウイルス薬)が極端な医療費も上昇を招く等の問題も表面化しています。さらに、IoT(Internet of Things)が進むなか、情報化社会がさらなるスピードを持って我々の生活に入り込んでいます。
その為の新しいストレスも発生しています。
先日の新聞には、世界のうつ病患者3億2200万人(2017.2.25:河北新報)との記事が載っていました。身体的なストレス以上に、精神的ストレスを受ける人がますます増え続ける世の中になってきていることが分かります。その一方で、自然や食事の大切さも再認識され、これからの健康維持に最も必要なのは、自然を如何に取り込み、元気で健康な生活を営むかも大きな課題になっています。
これから到来する、少子高齢化社会において、働くことの意義を見出し、労働の量と質の転換を図り、働き方を変えていくかについて国を挙げて取り組んでいるのが現状です。
自分たちが如何に働き、自分・家族を守り、そのうえで周囲を見回し、調和していくかを考える時期に来ていると思います。これからの働き方は、働く時間ではなく、その「濃さ」であり、動く時と休む時の「メリハリ」が大切になります。
脳も緊張ばかりでは、うつになります。
いかにしてリラックスさせるかが、とても大切です。
そこで当クリニックでも、新しい取り組みとして、「如何に時間を有効に使い、患者さんに満足してもらえる診療を行うか」を今後の課題として取り組んでいきたいと思います。
平成29年3月10日
院長 野村 泰輔